当方はオハイオ州のマッサージライセンスを取得しています。BRM療法をベースに、頭蓋仙骨療法、筋膜リリース、トリガーポイントセラピーなどの手技を用い、クライアント様一人一人の症状に応じて丁寧な施術を心がけています。

 

施術にあたり

基本的に洋服を着たまま施術をするため、Tシャツとズボンといった、締め付けのないゆったりとした衣類のご用意をお願いしています。

施術時間は、50分、80分となっております。

コロナウィルス対策のために、施術中はマスクの着用をお願いしています。

日本語でのご質問もメールフォームより受け付けております。返信に数日かかることがあります。

すべてのご予約は下記ボタン、American Institute of Alternative Medicine の 予約サイトMind and Body、または、お電話614‐825-6255(英語のみ)で承っております。

BRM療法とは?

BRM療法は、西洋医学に基づき日本の整体法を応用した、吉田邦夫先生により創案された手技療法です。BRM療法は筋膜、腱、靭帯などの結合組織や、筋肉、皮膚の緊張を取り除くことで、骨の歪み、姿勢の崩れなどに対応し、体が正しいアライメントに戻る手助けをします。また、緊張を取り除くことで、神経機能が正常に働くことができる環境を整えます。BRM療法は筋骨格系、神経系、筋膜系などに総合的に働きかけることで、体が正しく戻ろうとする力を促進します。

BRM療法では、人体に存在する骨導リズムという微細な律動を使います。骨導リズムとは脳と脊髄を取り囲む髄膜に流れる脳せき髄液の循環サイクルによって発生しており、この律動は中枢神経を取り囲む硬膜に需要され、そこから、骨膜、靭帯,腱、筋肉、筋膜を通して、皮膚まで全身に波及しています。

BRM 療法では、骨導リズムの内発的な律動と皮膚刺激、誘導をすることで、感覚受容器を通し神経感覚を刺激し、組織の健正化を促進し、体が最適な位置に戻る手助けをします。

またBRM療法では体を連続体としてみており、痛みや機能不全の問題がその連結バランスがうまく取れていないための結果として出ると考えています。つまり、痛みがあるところだけに問題の原因があるわけではなく、その痛みを起こす潜在的な原因が痛みがあるところ以外にあると考えます。そのために、BRM療法では、問診、視診、触診だけでなく、運動連鎖や、機能軸のバランスなどのキネシオロジーの観点からも体を見ていくことで、痛みの対処療法対症療法ではなく、問題の根本的な解決を目指しています。

どういった感覚が受け手にあるか?

BRM療法を行うにあたり、一番重要なことは、骨導リズムを妨げないということです。BRM療法の観点では、強い接触圧をかけると体はそれに対し直ちに反応し、組織が緊張してしまうと考えており、骨導リズムを妨げるような強い接触圧は体のが元に戻ろうとする力を妨げてしまうと考えています。そのため、患者さんに対する接触はとても軽く、まるで、おかあさんが赤ちゃんにそっと手を触れるくらいの接触圧です。受け手の反応は、施術中に骨や筋肉が動くような感じがしたり、体全体が動くような感じがしたり、触られているところと別のところが動いていると感じたり様々です。また施術中にあまり何も感じなかったが数日後に症状が軽快したという方もいらっしゃいます。

BRM療法の適応

  • 腰痛や肩こりなどの慢性的な姿勢の崩れ、歪みに起因する機能不全

  • 捻挫やむち打ちなどのスポーツ障害や事故での怪我からの回復

  • 腰痛、股関節痛、膝痛、肘肩痛、ばね指、顎関節症などの慢性関節疾患

  • 加齢による機能不全

  • 顔や体の歪みの改善

  • 頭痛、めまい、耳鳴り、目の疲れなどの、脳神経由来の慢性疾患

  • 疲労回復、自然治癒力の促進